サラリーマン個人事業主のはなし

サラリーマンが副業して確定申告まで自分でやるブログ

仕訳記帳の根本的な考え方。

 

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仕訳はMFクラウドを使いだしたが、手探りながらようやく分かってきた。

使いこなせるようになるには、2ヶ月くらいは掛かった。


そもそも貸方、借方を理解するのが難しい。

まず、社会人始めの頃にトーマツ研修でを勉強したが、
この考えが一番簡単かと思う。

 

「調達」と「運用」だ。
BSを見る時に覚えたが、BSを作るための仕訳の考え方でも同じだ。
 
運用
(借方)
調達
(貸方)


どこから金を調達してきて、どう運用したか、だ。

 

「借方」「貸方」があって漢字から意味を読み解こうとすると混乱するが、
これを覚えるしか無い。

 

事業スタート時に開業資金など入れていないし、
法人用のクレジットカードもまだ出来ていなかったので、
プライベートの金を事業用として使っていた。
 

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例えば、

仕事に繋げるために、
プライベートの金から調達して、
接待交際費用とした。

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これを仕訳すると、こうなる。
 
借方 貸方
接待交際費 事業主借
¥10,000 ¥10,000

 

仕事を始めるために、
プライベートの金から調達して、
事業用のPCを買うために運用した。
 
借方 貸方
器具備品 事業主借
¥150,000 ¥150,000

 

打合せから帰るために、
プライベートの金から調達して、
タクシーで帰るために運用した。
 
借方 貸方
交通費 事業主借
¥3,000 ¥3,000

 

調達してきた資金(貸方)を、どう運用(借方)したか。

これが基本だ。

 

MFクラウドで仕分けしてみると、こんなふうに記載された。

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初売上

4月から個人事業を初めて、初の売上が振込まれた。

本当は4月末請求の5月末払いだったが、

請求書のPDFをメールしただけで安心してしまって、

原本を送り忘れていた。

 

クライアント側で処理が出来ておらず、

処理してもらって振り込んでもらうのが、6月にズレてしまった。

 

会社員として普段は経理の方に任せていたが、

自分で事業をやると請求書送付も大切なんだと気付かされる。

 

が、無事に振り込まれ、MFクラウドで銀行口座と連携していたので、

「売上高を預金で受け取った。」と仕訳出来ました。

 

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大きな一歩だ。

開業費用の計上

開業届けに記載した日が開業日となり
その日を境に、仕訳の勘定科目は変わってくる。

 

開業日前に準備として掛けた費用はすべて「開業費」となる。
内訳のレシートは要保存で、開業日から半年前くらいまでは認められる。
税務署の判断なので過去いつまで遡れるかは断言できない。

 

事業を始めるための費用なので、
パソコン、プリンタ、デスクなどが該当する。

 

これは一旦「資産」として計上して、
経費処理する額は、確定申告の時に判断する。

 

いわゆる「償却」だ。
初年度である程度の売上を見込めるので
期間を伸ばす必要も無いので、全額経費にしようと思う。

 

開業初年度で赤字になりそうだったりすると、
償却せずに繰越して次年度から経費計上しても良いようだ。

 

プライベート資金から調達して、パソコン購入に運用したので、
下記のように仕分けする。

 

<参考>

www.noc-net.co.jp

 

excelike.media

発注書、請求書を考える。

仕訳はちょっと置いておいて、
契約内容がこちらとクライアントでまとまったら、
「発注書」や「請求書」が必要になる。

 

テンプレートは下記サイトに無料であるので、
好きなのを使えばいいと思う。
場合によっては「見積書」「納品書」とかを出せばいい。

 

ココらへんはクライアントとの握りの部分で、
後々「言った」「言わない」を避けるために
手間の無い範囲で締結したらよいだろう。
ビジネステンプレート

だれが、だれに、なにを、いくら発注して(発注書)
いくらを、いつ、どこにどうやって払うか(請求書)
エビデンスとして残せれば良いんじゃないかと思う。

 

信頼関係がまだ築けていない、特に初回取引きの場合は、
予め内容を可視化して、発注をもらう段階で成果物を擦り合わせたり、
納品物のページ枚数範囲を指定したり、
トラブル無いように進めれば良いと思う。 続きを読む

仕訳を考える。

領収書、レシートはきっちり封筒に入れて保管していくことにしたが、
その記帳はどうするか悩みどころだ。
周りを見ると確定申告の2月に大変な思いをされてる人が多いが、
なるべく憔悴したくない。

有名なところでは、昔ながらの弥生とか、
クラウドサービス系だと、freeeeやMFクラウドが有名だ。

MoneyFowardはメガバンクからも資金調達してたし、
仕訳の数が多く無ければ無料で使えるので
MFクラウド確定申告にしてみた。

WS000000



初期設定は簡単で、青色申告にするとか入力していけばいい。

 

躓いた箇所は、
消費税は課税対象者
開業費用だ。

 

①消費税
これは開業から2年目まで、売上1,000万以内だと免税される。

 

②開業費用
開業に必要だった費用なのだが、過去半年~1年以内で
事業のために使った費用を計上できる。
おそらく領収書が無いとダメだろう。

 

PCだったり、開業を決意する仕事を取るまでの活動費用とかだ。

これはもうちょっと調べて性格な情報を知る必要がある。
改めて記載することにする。

クレジットカードは事業専用を作り、
勝手にMFクラウドに取り込まれるように連携させる。

 WS000001

 

ちなみにクレジットカードで貯まるポイントは雑収入となるそうだ。
これで下地は揃ってきたかな。

 

MFクラウド確定申告は使い方は理解出来れば簡単だ。
理解するまでは頭を整理しながらなので結構時間が掛かった。

 

まずは仕訳のルールを理解しなければ、
どのプラットフォームを使っても同じだろう。

 

続く。

領収書と印紙

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経費の領収書、レシートを保管していくにつれ、1つ疑問が出てきた。

 

確定申告時には領収書、レシートをエビデンスとして残しておき、
必要があれば税務署に提出する必要があると思う。

エビデンスが無いと経費としては認められないと思うし、
変に疑いをもたれたりしたら嫌だ。

ある程度高い買い物をすると、収入印紙が領収書などに貼られる場合がある。
でも、貼っていない領収書なんかもある。

 

これはエビデンスとして認められなかったし、
印紙税の脱税とかになったりするんじゃないか。
そんな心配ごとだった。
 

No.7105 金銭又は有価証券の受取書、領収書|国税庁


結論、気にせず領収書を保管しておいて問題ない。

 

5万円を越える受取書(領収書、レシート)には印紙が必要となり、
その印紙税の納税義務は、発行した側なので、
支払い者には関係ない。

印紙の貼付がない領収書の場

普段サラリーマンとして生活していたら
気にならなかったような事が疑問として出てくるから、
違う視点に立つことはおもしろいなあ。

領収書を考える。

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年間の収支を細かく記帳しますよ。
だから税金優遇してね。

 

というのが青色申告書を出した理由だが、
このためには「領収書」をもらうものと認識していた。

 

だが、すべての経費で「領収書」をもらうなんて、
「宛名はどうします?」のやり取りをして
「何代にするか」話して、とか
時間の無駄としか思えない。。 続きを読む