サラリーマンができる税金対策
2018年も早いもので残り1ヶ月半となりました。
早いものですね。。
会社で年末調整書類を出された方もいらっしゃることでしょう。
消費増税も迫ってきてますし、自ら節税できることは実施していきたいですね。
サラリーマンとしての節税について、今年やったことをまとめてみました。
ここで念頭に置くべきなのは、「所得控除」「税額控除」を理解しておくことですね。
税金が計算される元になる値は「所得」なので、額面の年収は大事ではありません。
年収(額面) ー 経費 = 所得(課税対象となる金額)
必要な経費を掛けることで所得が低くなれば、税率が下がり手取りが減るのを抑えれるのがサラリーマンの税金対策でしょうか。
「所得控除」
課税所得が低くなる。所得○○円以上は制度廃止!などに対象となる方は理解するメリットが大きい。
「税額控除」
所得税から還付されることで一時的な現金メリットが大きいかな。
生命保険「所得控除」
なんか不安だから保険入っている人と、所得額を低くするために保険を選択している人とでマネーリテラシーに差が出そう。
住宅ローンの団信に入っているので、死んだ時の生命保険はいらない、もしくは少額が残ればいいと考えてます。なので年間で数万円。
働けなくなった時の医療費保険の方が多めです。
計算方法はこちら
https://financial-field.com/tax/2017/11/14/entry-7495#i-2
地震保険「所得控除」
所得税率、住民税率によって控除されます。
年末に控除証明書が送られてくるわけではないので、加入した月が年の前半だと証明書が無くなりがち。
計算方法はこちら
https://financial-field.com/tax/2017/11/14/entry-7495#i-2
確定拠出年金「所得控除」
iDeCoとして拡充された際は、運用益が非課税になるから入っとけみたいな謳い文句で注目されました。
運用元本が非課税になる方をメインに訴求した方がサラリーマンにはインパクトあるんじゃないかと思いますが、改正された年は上げ相場だったので、「運用益」をメイン訴求としたのでしょうか。
それともサラリーマンのマネーリテラシーを舐めてるのか。
課税対象額から拠出額が全額引かれます。
所得が低くなるメリットがでかいですね!
掛金は月のMAXまで拠出してます。
住宅ローン控除「税額控除」
ローンの1%(最大40万or50万)が10年間控除される。
その年の所得税から控除され、還付されます。
所得税が控除金額未満の場合は、翌年の住民税から減額となる。
税額控除となるため、他の控除と比べ一時金インパクトは大ですね。
でも住宅ローン組む際に、予め月の支払いに組み込んでいたと思うので、繰り上げ返済に使いましょう。
・ふるさと納税「所得控除」
この時期CMが盛んですねー。
今からでも間に合いますね!
寄附をした合計金額から2,000円を差し引いた額が、税金減額or還付される。
確定申告をしないワンストップ特例だと、所得税分、住民税分が翌年度の住民税が減額される。
確定申告する場合、所得税分はその年の所得税から控除、還付される。住民税分は翌年度の住民税が減額される。
ワンストップ特例を希望し、書類を各自治体に送ったら安心しますが、
その後、確定申告をする必要が出てきた人!
住宅ローン1年目だから確定申告しようと思った人、
前回書いたように株で年間マイナスになったから確定申告してみようと思った人、
ワンストップ特例は無効になり、確定申告時に改めて各自治体への寄付金額を記載する必要があります!
確定申告で必要になるので受領書は残しておく必要がありますよ!
私はこれをやり、ただの寄付になりましたよ。。
前はさとふるとかANAとかでやってましたが、最近は楽天経済圏に取り込まれ楽天でやってます。
他寄付金「所得控除」「税額控除」どっちもある
WWFに寄付してたりすると控除対象です。
これから控除証明書が来ると思いますので、ふるさと納税分も含めて確定申告します。
自然動物を守るために自ら何かしているという証がほしかったのか、数年寄付しています。
また、ハイスペ経営者、リーマンの方はエンジェル税制により、がっつり所得控除を受けてるようですね。
将来やってみたいものですね。
株「株式等譲渡所得の控除」
損益通算と損失の繰越控除という制度を使って、税金負担を軽減させる。
損した場合は配当金と益通算して、マイナス分は繰り越しましょう。
次年度で利益が出た場合、繰り越したマイナス分を控除出来ます。
10月くらいから荒れた相場になっているので申告する年になりそうです。。
こんなものでしょうか。
他にあったら教えて頂ければと思います。
サラリーマンは自分で自由にできる経費って、タクシー代も会食費も細かく申請する必要があったり制限がありますが、節税にインパクト大きいふるさと納税やiDeCoはうまく活用したほうが良いと思います。
12月に年末調整分の所得税が還付され、
6月に確定申告分が還付、住民税決定される感じですね。
経理のみなさん面倒くさい作業お疲れ様です。。
ほんと大変だと思う。