株で損したら。譲渡損失の繰越控除について
自分で株式投資を始めた際、撤退のルールを決めていなかったため、
いくつか塩漬けになった銘柄がありました。
その後住宅ローンの頭金のため、
売却することになったのですが、30%くらい損失がでました。
無知だったゆえに、「譲渡損失の繰越控除」という存在を知らなかったが、
自分で事業を始めたことで節税を意識するようになり、
この情報に行き着いた。
知らなかったのが恥ずかしい。。
通常、証券口座を開設する場合、
一般的には「特定口座」の源泉徴収ありを選ぶと思う。
証券会社が年間取引報告書を作って、税金計算、処理もしてくるのだ。
特定口座で株取引をすると、自分自身で確定申告をする必要はない。
そのため、まったく意識しなかったが、
たしかに、株取引で儲けた分は課税ね。損したら知らんがな。
だと結構理不尽だということで、
株の損失は向こう3年間繰り越せるというのが、「譲渡損失の繰越控除」だ。
NISAとかは売却益も非課税のため、もちろん対象外。
通常は前年の損失を向こう3年間調整してもらうものだが、
3年前の損失を今更調整してもらえるのか、、
税務署に電話してみた。
結論、3年前の損失なら「期限後申告書」で繰越可能だということがわかった。
しかし、この3年間で1回でも確定申告をしたら、
損失分の繰越はしないと自分で申告したのと同じ扱いになり、
申告を修正することはできないとのことだ。
昔のふるさと納税は自分で確定申告する必要があり、
かつ、WWFとかに寄付している寄付金控除分を確定申告していたため、
過去分の損失は持ってこれないことが確定した。
3年前でも「更生の請求」で取り戻せる人もいるようで、
事業所得ある人、特定口座でも源泉徴収無しの人と条件付きのようで、
詳しくはこちをご参考ください。
知っていれば何十万か戻ってきただろうに、お気を付けください。。