働き方改革とマネーフォワード株価
政府の働き方改革によって、
大企業では時間管理の勤怠が厳しくなってきた。
これまで残業時間として許容されていた超過時間の最大枠も
縮小傾向にあり、今後さらに厳しくなっていくのだろう。
これは中小企業にも徐々に広がり、
これまで裁量労働として無限に働かせていた雇用体系には
行政指導が入り、時間管理に変更される企業が続出すると思われる。
アフター6に時間を持て余すようになっていく中で、
将来的な政府の保障負担を低くするための言い訳(責任放棄)として、
副業解禁を政府主導で進めていくのは想像に難くない。
副業解禁も今は企業側は任意だが、
強制的に社員に選ばせることで、
「余った時間で稼がずに、ボーっとしてたんだから貧困でもしょうがないでしょう。」
という理論武装をする政府のシナリオが透けてくる。
働き方改革法案はサラリーマンにとって
決して甘くないプランだ。
人余りになった職場で大ナタが振られ
無職になる危機感持って行動に移したほうが良い。
そんな流れの中、自ら事業を起こし経費管理する個人事業主は増えるだろうから、
ストック型ビジネスとして、優れたUIを持つ会計システムは拡大していくんだろう。
データビジネスとして、越えなきゃいけないハードルはあるものの、
所得が低くみえても、実はリッチな事業主リストが保有できるわけだから、
これまで利用者データ+紹介形式だった富裕層向けサービスを
潜在層に営業できる可能性は非常に魅力的だ。
私はマネーフォワードを使ってみて
優れたUIだと感じたので、勝手なこと言いますが、
マネーフォワードの株はもっと伸びるかもしれないですね。